経験から得た言葉で話そう

2013年6月23日 記 : ITCクラブ専門指導員 鈴木 朗

家族や友人には知らない事は知らないと言える私ですが、仕事をしていると、相手から自分の分らない事でも何らかの返事を求められる事があります。経験的に、多分~だろうという「勘」。8割位は知っているから残りの2割はきっと~だろうという「推測」。知人や本から得た知識で答える「受け売り」もありました。悪い癖を持っていたと思います。

私の在籍していた会社では、営業は可能性に対して120%で話し、技術者は80%で話すという笑えない例え話がありました。 職種に関係なく、責任のある言葉を話さなければならないと思います。 4年前、アドバイザーから「憶測で答える事は詐欺か嘘だ」と悟らされ、以後改めたつもりですが、悪い癖は無意識に出ているかもしれません。注意したいと思います。 悪意が無くても相手に対して確証の無い事を伝える事に変わりはありません。若い内から注意すれば癖はつかないと思います。

聞けば良い。知らぬは一時の恥と言いますが、知っているに越した事はありません。

ドルチェ先生のブログに「自ら手を汚さない人は本当のことがわからない」という記事がありました。今回の記事は、正にこの記事に感銘を受けたものです。 私もパソコンとは長くお付き合いしていますが、過去の経験が役に立つのは3回の内の1回くらいです。トラブルがあればその都度チャレンジしています。 いつの頃か、解決の過程に学ぶ事が多いと思いました。 次の問題解決の役に立つと共に、誠意ある言葉を相手に伝える事ができます。

「自ら手を汚さない人は本当のことがわからない」という記事には、

  • マニュアル通りいかない場合
  • 実際に経験したことのある人の言葉が大切である
  • わかったつもり
  • 何ごとも自ら泥をかぶる気持ちのない人、かぶったことのない人は無責任
  • 年寄りの価値

という副題で、問題に取り組む姿勢と共に生きる事を考える記事が書かれていました。私はこの記事を心に刻み仕事をしたいと思いました。

以上