表題が大切

2013年6月1日 記 : ITCクラブ専門指導員 鈴木 朗

皆さんが本を買う時、表題を見て購買意欲がわく事があると思います。曲、絵画、製品の名称などにも同様の事があると思います。テレビドラマ、小説、漫画も冒頭部分で視聴者を惹きつける事に苦慮しています。相手の興味を惹く事はとても重要な技術なのです。

所変わって、社会人の一日はとても忙しいものです。役職が高くなるほど一日に処理しなければならない情報量が多くなります。当然、書類をチェックする時間も短時間になります。

そこに貴方が企画書を持って行ったとします。上司の評価はどうなるでしょうか?内容はもちろん大切ですが、前述の通り、そこにたどり着くためには表題で上司の興味を惹きつけなければなりません。

小論を書く上でも「表題」は特に大切です。

もし表題が無い文章を書く場合は、最初の3行を工夫してください。

又、文章が500字を越える長文になった場合は、結論を文頭に配置するのも工夫の一つだと思います。

単純に書き連ねるのでは無く、相手の興味をガッチリ掴む工夫をすることで作品全体の質が向上します。

以上